ウイルスとは、パソコンの具合を悪くしたりする、人体のウイルスと同じ様なものです。コンピューターを意図せず正常に動作できない状態にするほか、コンピューターに保存されている情報を搾取したり感染したコンピューターを踏み台にしてほかのコンピューターを攻撃するなど多種多様な性質を持つものが無数にあります。また感染するとネットワークを経由して他のコンピューターに感染する恐れがあります。
いずれにせよ感染しないよう十分な注意が必要です。
WindowsやMacOSなどのOSの更新プログラムを適用とウイルス対策ソフトの導入が有効です。ウイルスはプログラムのセキュリティーホール(安全上の弱点)を狙って侵入してきますので、更新プログラムを適用し常に最新の状態を保ちましょう。自動更新の適用や、更新プログラムが通知された場合のなるべく早い適用、そしてウィルス対策ソフトはリアルタイム保護の有効化や定期的なフルスキャンを行い、常にヘルシーな状態を保ちましょう。
ウイルス対策ソフトは適切な設定が必要です。コンピューターの起動時にウィルス対策ソフトも自動で起動し常駐することと、最新のウィルス定義ファイルを自動で更新する設定を確認しましょう。またUSBメモリや外付けハードディスクドライブなどの外部記憶媒体を利用する際は、必ずこれらもウィルススキャンを行ってから利用しましょう。定期的にコンピューターをフルスキャンすることで、より安心して利用できます。
メールで感染するウイルスの多くが受信したメールに添付されたファイルに仕込まれています。添付ファイルは通常よく利用する圧縮ファイルや写真データに見えても、それらを装い自動実行されるウィルスがほとんどです。知らない送信先からのメールや心当たりのないメールに添付されたファイルは開かず、メールごと削除するようにしましょう。
また、金融機関などを装いメールの本文中に会員情報を入力させるホームページへのリンクを含めたものや、運送会社から不在通知を装ったものなど、悪意のあるメールはより高度化していますので十分な注意が必要です。
有償ウィルス対策ソフトの多くが代表的なメールソフトに対応しており、悪意のあるメールを自動的に無効化するなどの機能を持っていますので、導入や機能の有効化でより安心して利用できるでしょう。
ウィルス対策ソフトがインストールされ正常に機能している場合、その多くがウィルスを自動で検出し隔離または削除、結果を通知します。通知から結果を確認してみましょう。そうでない場合は、すぐにLANケーブルを抜くか無線LANを無効にしてネットワークから切り離し二次感染を防ぐようにします。ウィルス対策ソフトの定義ファイルを最新にしてからフルスキャンしてみましょう。
ウィルス対策ソフトで駆除できない場合はより詳細な診断が必要とし、場合によってはコンピューターの初期化を必要とします。操作や判断が難しい場合はアテンドまでお問い合わせください。 →お問い合わせはこちらから
インターネットを利用するには、パソコンの他にフレッツ光などの回線契約とプロバイダーと呼ばれる接続事業者との契約が必要になります。
ブラウザと呼ばれるホームページ閲覧ソフトを使用します。Windows標準のEdgeやInternetExplorer、MacOSのSafariなどが利用できるほか、GoogleChromeやFirefoxなど、後からダウンロードで入手可能なブラウザがあります。それぞれに特長があるので、使い易いと感じたブラウザを使用するのが良いでしょう。
ご利用回線のモデムまたは終端装置にルーターの機能と複数のLANケーブルの差込口がある場合は、空いている差込口にLANケーブルを差し込むだけで利用できる場合がほとんどです。ルーター機能がない場合は、電気店やオンラインショップで販売されているルーターの購入と設定が必要になります。またLANケーブルの差込口に空きがない場合は、スイッチングハブと呼ばれる集線装置の利用でLANケーブルを分配できます。
ご利用のコンピューターや端末が無線LANに対応しているのであれば、無線ルーターやアクセスポイントと呼ばれる機器の設置と設定により、LANケーブルを使うことなく無線接続でインターネットが利用できるようになります。
まずは有線接続であればLANケーブルを手繰って問題ないか確認してみましょう。無線接続であれば無線ルーターやアクセスポイントがきちんと電源が入っているか、コンピューターの無線機能は有効になっているかなどを確認します。
ネットワークの終端装置やモデムがエラーを起こしてつながらないということもあります。その場合回線の終端装置やモデムの電源を入れ直したり、リセットボタンを押して再起動してあげると解消される場合があります。またルーターやアクセスポイントを利用している場合、それらの機器もエラーを起こすことがありますので、一度電源を切りしばらく待ってから再度電源を入れると解消できる場合があります。
電源ケーブルやバッテリーなどの電源環境に問題がないのかを調べましょう。デスクトップパソコンであれば液晶モニターの電源やコンピューターとのケーブルなどの接続も調べます。
電源環境に問題がなければメーカーのテクニカルサポートや購入店に相談してみましょう。
アドウェアと呼ばれる広告表示の悪意のあるプログラムがインストールされた可能性があります。多くは広告が表示されるだけのものですが、中にはクリックで有害なホームページが表示されるものや、広告の非表示を条件に指定金額を要求するものもあります。一般的なプログラムの削除操作では削除できないものがほとんどですので、まずはアテンドまでご相談ください。 →お問い合わせはこちらから
無線LANの通信が安定しない要因は様々にありますが、例えば利用箇所で無線LAN接続が集中している場合や、無線環境の付近に電子レンジなど無線電波に干渉する家電製品があるなどが考えられます。スマートフォンやタブレットの普及により、職場や自宅問わず無線環境が急激に増えましたが無線で利用する周波数のチャンネルはそう多くはありません。その周波数同士が近い場合は安定しない場合があります。また、多くの無線機器が利用する周波数は2.4GHz帯であり、電子レンジなどの家電製品はこの周波数帯に影響します。5GHz帯が利用可能な無線ルーターやコンピューターであれば、これらの要因に影響を受けることがないのでお勧めです。
ややこしいかもしれませんが、ファイルとフォルダは別物です。「ファイル」とはデータ単体のこと。ワードやエクセルの文書がそれです。そして、「フォルダ」とは複数のファイルをまとめた入れ物です。つまり「フォルダ」の中に、「ファイル」が入っている構造です。実際に見たり書いたりするのは「ファイル」の方で、それをまとめて整理するために「フォルダ」があります。
ファイル名の末尾にある「.○○○」が拡張子です。拡張子は、コンピューターがファイルの種類を判別するために付いています。拡張子の種類は.exe .xlsx .html .txt .docxなど数多くあります。
コンピューターの設定によって表示と非表示が切り替えられますが多くは非表示になっています。拡張子を表示させる操作は以下からご確認ください。
Windowsエクスプローラーでファイル名拡張子を表示または非表示にする方法
macOS Sierra: ファイル名拡張子を表示する/隠す
コンピューターのOSにはアップデートと呼ばれる利用可能な更新プログラムをインストールする機能を持っています。これらの適用により、セキュリティ対策に必要な重要な更新プログラムの適用や不具合の修正などが実施されます。
特にセキュリティに関してのアップデートはウィルス感染を防ぐためにも通知があった際にはすぐに適用したほうがいいでしょう。またWindowsOSのように自動的に確認、インストールする機能を持っている場合は有効にすることで常に最新の状態を保つことができます。
Windows Update 利用の手順
Mac のソフトウェアをアップデートする
覚えるまでが大変かもしれませんが、タッチタイピングの習得は結果的にミスタイプも減り入力作業の大幅な時間短縮につながります。
「キーを見て入力、画面で文字を確認」の繰り返しが「画面を見ながら入力」になるので、ミスタイプも入力途中で気付けますし、視点の移動も減るので疲れも減らせます。
タイピングの習得はゲーム感覚で覚えられる様々なサイトやソフトウェアもあるので、無理なく楽しみながら学べるとすぐに身につくでしょう。
テンキーの付近に「Num Lock」というボタンがありますので、そのボタンを押してみてください。テンキー機能の切替が出来ます。
この現象も、上記の場合と同じく「Num Lock」を押すことで解消できます。ただ、ノートパソコンの場合は通常キーとは違う色でNum Lock(Num Lkなど)と書いてあるかもしれません。その場合は、「Fn」ボタンを押しながら「Num Lock」を押すことで、キーの機能切り替えを行う機種もあります。
要因は様々ですが、不要なファイルやソフトウェアをため込むなどで記憶容量を圧迫しているコンピューターは動作が緩慢になりがちなので、整理することで多少の改善が見込めます。
また、数年前に購入したコンピューターをご利用でOSのアップグレードをした場合などでは、場合によりスペックの不足で遅く感じる場合もあります。ソフトもハードも進化が速いため新しいOSはより高いハードウェアのスペックを必要とします。
コンピューターは起動の際に様々なファイルを読み込みサービスやアプリケーションを同時に起動させます。それらの記憶はHDD(ハードディスクドライブ)1か所の場合がほとんどなので、起動時に集中して結果的に遅くなります。ノートパソコンなどに利用されているHDDは小さく省電力な反面、デスクトップパソコンに内蔵されているHDDより低速であり遅く感じる場合があります。
HDDの代替として最近のコンピューターに多く採用されているSSD(ソリッドステートドライブ)は、HDDと違い省電力かつ非常に高速な記憶媒体です。買い替えの際にはSSD内蔵のものを選ぶとより快適に利用できるでしょう。
まずメモリとは、コンピューターのデータやプログラムを一時的に記憶する装置です。これを増やしてあげると一時的に記憶する部分が多くなりますので、処理が速くなります。しかし、計算処理の性能が低い機種では、増設をしても体感できるほど変わらない場合もあります。
また、最近のコンピューターはあとからメモリの増設ができない機種もありますので、予算の範囲でなるべく大きなメモリを搭載したものを選んだほうが無難です。
WindowsOSは、変更したいフォルダまたはアイコンを右クリックし、「名前の変更」を選択します。名前の部分の色が反転するので、名前に変更します。アイコンをクリックし、F2キーを押しても名前の変更が可能です。
macOSは、選択した状態でenterキーを押すと編集状態になります。
コンピューターのデータは階層によって管理されております。普段よく使うソフトやファイルがデスクトップ上にない場合、いちいち深い階層をたどらなければ、目的のソフトやファイルが出てきません。そこで、ショートカットを作成しデスクトップ上に置いておけば楽に起動することができます。作り方は目的のソフトのアイコンを右クリックし、メニューの中から「ショートカットの作成」を選択します。そうするとショートカットが新しいアイコンとして出来ますので、デスクトップ移動して使いましょう。
macOSの場合は、コンテキストメニュー(control+クリック または右クリック)で表示されるメニューから「エイリアスを作成」が該当します。
WindowsOSは、デスクトップ上の何もないところで右クリックし表示されたメニューから「個人設定」を選択すると、壁紙変更の設定画面へ進めます。
macOSの場合はこちらをご参照ください。
コンピューターの時計は定期的に同期するため、それまでに誤差が生じる場合があります。WindowsOSはコントロールパネルから「時計、言語、および地域」→「日付と時刻」→「日付と時刻の変更」から調整ができます。
macOSは、アップルメニューから「システム環境設定」→「日付と時刻」で調整ができます。
突然パソコンが止まってしまい、マウスが動かなくなってしまう事があります。直接電源ボタンを押して電源を切る前に、キーボードの操作で「強制終了」をかけることが出来ます。方法は、「Ctrl」と「Alt」と「Delete」のボタンを全部一緒に押します。それでもマウスが動かない場合は、パソコン本体の電源ボタンを電源が切れるまで押し続けます。
パソコンの電源ボタンを押しても反応が無い場合、内部の部品が実際に壊れているかもしれません。
次の方法を試してみてください。
・電源ケー ブルを変える ・違うコンセントにつなぎ変える
内部環境を確認することもできます。 ※感電の恐れがありますので、電源コードは必ず抜きましょう。
・メモリを抜き差ししてみる ・内部のホコリを取り除いてみる ・BIOSの電池を抜き差ししてみる
ただし、場合によってはさらに症状が悪くなる可能性がありますので、専門業者にお任せした方が賢明です。
しばらく(5分程度)待ってみて、動かないようならCtrl+Alt+Deleteを同時に何度か押します。これでも反応がない場合、本体の電源ボタンを1回押して切れるか確認します。それでも切れない場合、電源ボタンを長押しすれば強制的に電源を落とせます。
セーフモードで立ち上げると自動的に修復機能が働き、直る場合があります。
Windowsを必要最低限の機能で起動させる診断モードがセーフモード(Safeモード)です。Windowsが正常に起動しない時にセーフモードを使用し、不具合を診断・設定し直したら通常モードで再起動します。
電源を入れた直後、Windowsの画面が出る前に、キーボードのF8キーを何度かトントンと押します。起動メニューが表示されたら、カーソルキーで「Safe mode」を選択し「enter」キーを押します。
パソコンにテレビチューナーが付いていれば見ることが出来ます。最近のパソコンはテレビチューナーが内蔵されている機種も多くなってきました。チューナーがついていないパソコンでも、後付けすることができます。ただし、パソコンの機種によっては後付けできない場合もありますので、電気屋さんまたは専門家にご相談ください。
自作パソコンのメリットを挙げますと、低料金・高スペック・自分好みのパソコンを作れる・能力の特化型パソコンができるなどがあります。デメリットは故障した時に、すべて自分で対応しなければならないという点です。
メールソフトには、Windows10のメールやMicrosoftOffice製品のOutlook、macOSのメール、Thunderbirdなどがあり、OSの違いや好みによって選べます。
まずプロバイダーからPOPアドレス(送信用)・SMTPアドレス(受信用)・メールアドレス・メールアカウント(ユーザー名)・メールパスワード(これらはプロバイダーによって名称が異なります)が送られてきますので、お手元に用意します。メールソフトを立ち上げ、画面上部のメニューから「ツール」をクリックし、選択欄が出たら「アカウント」をクリックします。これがメールの設定をする画面です。そこでアカウントの「追加」や「新規」ボタンを押して設定します。質問形式で進める「ウィザード」という方法では、指示に従い項目に入力すると設定が進み便利です。
設定が終わりましたら、動作チェックのため、ご自身のメールアドレスに試しにメールを送信してみましょう。
メールソフトを起動して「新規メッセージ」といったメールの新規制作ボタンを押したり、メニューを選択します。
「宛先」という欄がありますのでこちらに送り先のメールアドレスを入力します。次にその下の「件名」という欄にメールのタイトルを入力します。さらに下の大きな枠に本文を書きましょう。
「送信」や「メールを送る」といったボタンを押すと、メールが送信されます。
メールソフトを開きましてメニューバーの「送受信」ボタン(または「受信」、「メールチェック」)を押しましょう。ちなみに「送受信」とは受信と送信を一度にするものです。
ウイルス対策ソフトのメール検索の設定をしている場合に、自動的に変更されます。これはウイルス対策ソフトの機能のひとつですので、通常通り使用できているなら、そのまま変更しないで大丈夫です。もしメールの送信が不可能であれば、メールソフトのアカウントの設定画面を開き、プロパティをクリックします。プロパティが出たら「サーバー」タブをクリックし、一番下の送信メールサーバーの「このサーバーは認証が必要」のチェックを入れればOKです。
可能です。ただし、送受信を行ったあとも、サーバーにメールのデータを残す設定にする必要があります。(これをしないとメールのデータが最初に受信したパソコンに吸い取られてしまい、他のパソコンで受け取れなくなります。) 設定の仕方は、メニューバーから「ツール」→「アカウント」→「メール」にて使用しているアカウントを選択し、「プロパティ」を選択します。「詳細設定」にて「サーバーにメッセージのコピーを置く」を選択します。こうすることで、複数のパソコンが同じメールアカウントを使用できるようになります。
インクジェットプリンタは、インクを小さなノズルから噴射して印刷しています。しばらく使わないでいると、インクの噴射口に残ったインクが固まってしまい、ムラやかすれが発生してきれいに印刷できなくなります。
直し方としては「インククリーニング」(またはヘッドクリーニング)を行ないます。これはパソコンの操作で実行できます。方法はプリンタメーカーや機種によって異なりますので取扱説明書をご覧下さい。
印刷の途中で何らかの障害でストップした場合、パソコンに印刷データがたまってしまって次回印刷する時にうまく印刷できない場合があります。画面右下のタスクバーにプリンタのアイコンがありますので、ダブルクリックし、溜まっているデータを削除してから再度印刷してみてください。
無線LAN対応や、ネットワーク対応のプリンタであれば簡単に可能です。
非対応のプリンタでも、直接接続されているパソコン経由で共有していただければ印刷可能になる場合があります。また、プリンタサーバーを後付けすることで、プリンタを単体でネットワークに接続できるようになります。